2015年12月30日水曜日

『サンダーバード』讃!:第8話~死の谷~

『サンダーバード』讃!シリーズ、
日本での初回放送順にご案内しています。
今日は、イギリス本国では第9話、
日本では第8話として放送された~死の谷~を紹介します。

ストーリーは、ミンミン(トレーシー一家の執事=キラノの
娘で、国際救助隊の一員として立派に活躍)の旧友=エディが、
秘密基地であるトレーシー家を訪ねてくるところから始ります。

エディは南アジアの山岳地帯でハイウエイを敷設する会社に
従事していて、働き詰めの中で休暇を命じられて、
やってきたという訳です。

再会を喜ぶミンミンとエディの二人に、
アランが焼餅をやいたりもしますが、
工事が遅れ気味と知ったエディは、
長居をせずに現場に戻っていきました。

そして、爆破トラクターで作業中に、崖地ではみ出してしまい、
絶体絶命のピンチに陥ってしまう・・・という展開です。

まるで、通常の実写ドラマのような人間模様と、
迫力満点の模型やジオラマを駆使した特撮の数々・・・
手作りの素晴らしさをこの回も存分に堪能できます。


モダンなデザインが子供心に憧れの的だった、南海の別荘のようなトレイシー邸。


装備を収納して、サンダーバード2号は発信します。



2015年12月27日日曜日

「サンダーバード」讃!:第7話〜原子力機ファイアーフラッシュ号の危機〜

『サンダーバード』讃!シリーズ、
日本での初回放送順にご案内しています。
今日は、イギリス本国では第12話、
日本では第7話として放送された
~原子力機ファイアーフラッシュ号の危機~を紹介します。

『サンダーバード』シリーズの第1回のゲスト・メカとして
颯爽と登場した原子力機ファイヤーフラッシュ号が、
試験飛行の段階から時が経過して、今回はいよいよ
定期航空路に就航するという設定で再び登場しますが、
またしても救助される対象になってしまします。

原因不明なのですが、何故か消息不明になってしますのです。
原因究明のためのテスト飛行が行なわれますが、
またもやコースを外れて海中に・・・
サンダーバード4号の作戦で乗員を救出します。

そして、今度は国際救助隊との協力の下に再度のテスト飛行が
行われるのですが、またしても危機的な状況に陥って・・・

メカの素晴らしさや手に汗にぎる緊迫感をもたらす
特撮シーンの数々、人形劇であることを忘れてしまします。

写真は、ファイヤーフラッシュ号の雄姿です。



















そして、毎回登場するサンダーバード1号の上空からのカット、
影とのコントラストがまるで本物のようです。



最後に、テーマ音楽日本語フルヴァージョンをリンクしておきましょう。



2015年12月23日水曜日

「サンダーバード」讃!:第6話〜原子炉の危機〜

『サンダーバード』讃!シリーズ、
日本での初回放送順にご案内しています。
今日は、イギリス本国では第14話、
日本では第6話として放送された~原子炉の危機~を紹介します。

この『サンダーバード』シリーズは、1960年代に制作されました。
当時の世界経済は、第2次世界大戦の荒廃からの復興を経て、
世界的に拡大期でした。
1970年に大阪で開催された“万国博覧会(EXPO'70)”
に象徴されるように、人類の発展と未来が、
とても前向きに語られていた時代でした。

その中で、原子力というエネルギー源も、
未来の人類が必ず利用すべき魅力あるものとして、
研究・開発・実用化が進められていました。
ですから、この『サンダーバード』シリーズにも、
原子力をエネルギー源にしたメカが多数登場してきました。

中でもこの回は、原子力プラントそのものを舞台として、
魅力はあるものの管理が極めて難しい原子力というものを、
真正面から捉えようとした作品になっています。

四年前の3月11日の東日本大地震・大津波とそれに伴う
福島の原発事故から、早くも五年が経過しようとしています。
もう40年以上も前のこの作品が、
原子力の持つ扱いの難しさや危険性、そしてそれらのみならず
原子力を取り扱う人間の心の問題を、
既にこの時から問いかけていたような気がします。





尚、この作品で、国際救助隊の人気メカが初登場を果たしています。
サンダーバード4号です。小回りが利く小型潜水作業艇です。
小学生時代に、このTB4号のプラモデルやおもちゃを
お風呂に持ち込んで。よく遊んだものでした。

またこの回では珍しいことに、ペネロープが
TB2号にバージルやゴードンと一緒に乗り込んで、
救助活動に参加するところも見どころです。

・・・シリーズを通じて再三登場する
        未来の消防車の出動シーン・・・


・・・ペネロープも救助活動に参加・・・




2015年12月20日日曜日

「サンダーバード」讃!:第5話〜世界一のビルの大火災〜

『サンダーバード』讃!シリーズ、
日本での初回放送順にご案内しています。
今日は、イギリス本国では第15話、
日本では第5話として放送された
~世界一のビルの大火災~の紹介です。

今日の超高層ビル時代への警鐘を既に鳴らしているような
寓話的示唆に富んだストーリーです。

縮尺サイズの人形劇実写ということを忘れてしますような、
火や煙の効果や機械の動きのリアルな表現が、
この回も存分に堪能できます。

今回のストーリーは、それこそ雲を突くような超高層ビルが
世界中から注目されながらグランド・オープンしたものの、
運転が未熟なある人物の車の無謀運転から、
地下駐車場で事故と火災は発生してしまい、
それが瞬く間に延焼して、遂にはビルが倒壊してしまうような
大惨事に発展してしまうのです。

人間の避難は何とか間に合ったものの・・・
と思いきや、家族連れが監視カメラから外れていたために、
地下に閉じこめられている事が後に判明・・・
しかし最早救助の術は無し・・・
そこで、国際救助隊の登場となる訳です。

とじこめられた家族には小さな男の子も含まれていて、
固唾を飲んで見守っているブラウン管の前の子供たちの
更なる感情移入を誘います。
勿論、われらが国際救助隊は、 
間一髪ではあるものの、
見事救出に成功するのですが、 
それにしてもハラハラします。

この回で活躍する装備は、
ジェットモグラです。
これは放送当時の男の子に
人気ナンバーワンのメカで、
プラモデルがバカ売れ 
したものでした。

巨大なドリルそのももといった 
ボディが、地中に傲然と潜り、 
救助に進んでいくのです。
<サンダーバード>は、人間の手仕事・物づくりの大切さを、
強く楽しく私たちに伝えてくれます。




2015年12月18日金曜日

「サンダーバード」讚!:第4話〜ピラミッドの怪〜

『サンダーバード』讃!シリーズ、
日本での初回放送順にご案内しています。
今日は、イギリス本国では第10話、
日本では第4話として放送された
~ピラミッドの怪~の紹介です。

今回は、謎の戦闘機隊に襲撃されたサンダーバード1号が
サハラ砂漠に不時着して、謎のピラミッドを探索していた
二人の探検家に発見されるという異例の展開から、
ストーリーが始ります。

1号を操縦するスコットは、
駆けつけた2号のバージル等と共に
無事に帰還することができましたが、
そのスコットを助けた探検家の二人は、
その後の探検の途中で荷台が転覆してしまい、
食料や水を失ってしまい遭難してしまいます。
ベース基地との連絡も繋がらず、
国際救助隊に助けを求めるのですが、
救助を待つ間に偶然に幻のピラミッドを発見するのです。
ちょっと変わった趣向の、ストーリーです。

ところで、この回の途中に、貴重なシーンが登場します。
宇宙ステーション=サンダーバード5号と、
宇宙ロケット=サンダーバード3号の
ドッキングシーンが見られるのです。
このシーンによって、5号に常駐するジョンが、
時々アランと交代して地球(トレイシー家)に帰還するという
勤務シフトを観るものが判るという仕掛けです。

当時とはまだ映画<2001年宇宙の旅>(キューブリック監督)
が公開される前でしたから、宇宙空間のドッキングといった
このようなシーンは本当に初めて見るものでした。
宇宙時代の到来を夢見る当時の少年達、
いや大人達も、心を踊らせながら見入ったものでした。



幻のピラミッドの中は、秘密工場になっていたのですが、
その中の施設のレイアウトや内部移動シャトルのデザインは、
後年の映画「007シリーズ」が大いに参考にしているように
見受けられます。とにかく凄い!


2015年12月13日日曜日

「サンダーバード」讚!:第3話〜ロケット"太陽号"の危機〜

 ~ロケット"太陽号"の危機~
宇宙ロケット=サンダーバード3号が大活躍する
気宇壮大なスケールの名作です。
イギリス本国では第11話、
日本では第3話として放送されました。

太陽を観測する宇宙船"太陽号"が、 
太陽の強力な重力の影響で、
逆噴射装置が働かなくなってしまい 
絶対絶命の状況に陥ります。

そこで、遂にサンダーバード3号の
真っ赤な機体が初登場して、
モダンな基地(南海の小島にある
秘密の住居)から発進して、
救助に向かいます。

そして、ある距離まで近づいていき、
逆噴射装置を作動させる電波を
照射して、なんとか
"太陽号"を窮地から救います。

ところが、今度はサンダーバード3号の逆噴射が
作動しなくなってしまいます。
そこで今度は、サンダーバード2号に電波発信車を搭載して、
地球上の最も効果的な地点=ヒマラヤの奥地に
3男=バージルとブレインズが急行して、
地上から強力な電波を照射します。
そして、間一髪、サンダーバード3号の逆噴射装置が作動して、
3号に搭乗していた末っ子(5男)アランとミンミンは、
無事に帰還することができたのです。

尚、ミンミンは、言語の英語の放送では「Tintin」なのです。
トレイシー一家の執事(料理人)=キラノの娘で、
アランとはどうやら相思相愛のようです。

そして、キラノは、マレーシアの富豪だった昔に、
このシリーズの敵役=フッドに騙されて莫大な財産を奪われて、
以後、様々な世界を渡り歩く中でジェフ・トレイシーに知り合い、
最終的にはパリ・ヒルトン・ホテルのジェフも務めた腕を買われて
トレイシー一家のサンダーバード計画に参加した・・・
という設定になっています。

こういった人物設定の凝り具合も半端ではありません。
サンダーバードの面白さの源泉は、どこにも手抜きの全く無い、
大人の本気の物づくりの素晴らしさにあるのだと思います。

その他、この回では、
国際救助隊の開発・研究の頭脳であるブレインズ
(数学の天才という設定)が、その天才的な資質を披露します。
但し、真面目一辺倒な描写ではなく、
かなりコミカルな演出が施されています。
"モンティー・パイソン"や"ミスター・ビーン"といった
大人向けのジョークに伝統のある国=イギリスで
制作されているからこその味わいでしょう。

バリー・グレイの音楽も素敵です。
メインテーマは、何回聴いてもワクワクします。
また、様々なシーンに流れるちょっとした背景音楽も、
気をつけて聴くとメインテーマの何らかの要素を駆使した
巧妙な変奏になっていることが多く、
グレイの手腕の確かさが伺われます。


2015年12月8日火曜日

『サンダーバード』讃!:第2話〜ジェット“モグラ号”の活躍〜

今日は、~ジェット“モグラ号”の活躍~のご紹介です。
本国イギリスでも日本でも第2話として放送されました。

この“ジェットモグラ”は、数あるサンダーバードの装備・機材
の中でも、ずば抜けた人気を誇るものでした。

キャタピラで走行する台車に乗って
地上を自走して、目標地点の到達すると
ダンプカーよろしく
ドリル部分の後部を持ち上げて、
ドリルがまわりはじめるやいなや、
ドリル部分のみが地下に進んでいく、
という凝ったメカでした。
そのリアルさは半端なものではなく、
現実の社会に明日にでも本物が
登場するのではないかと、子供心に 
期待を抱かせてくれるものでした。

ですから、プラモデルも相当に売れたと思います。
男の子を夢中にさせるキャラクター・メカでありました。

また、この回は、ゲストメカも非常に面白いのです。
四つ足で荒れ地を自走する軍の機材=“毒蛇”が登場します。
昆虫怪獣のようにも見えて、実にユニークです。

手作りでアナログで、このようなシーンを撮影して、
毎週放送する番組を制作していった現場の苦労は、
それは凄まじいものであったと想像されます。
でも、きっと、楽しくて楽しくて仕方がないという
心持ちで、制作にあたっていたのだと思います。



ついでに、以前に
東急百貨店本店の1階に展示してあった
昭和40年頃の渋谷駅の模型(ジオラマ)
の写真を、このブログ記事シリーズの
付録として、ときどき1枚ずつ
紹介していきましょう。
次第にジオラマの全容が解るように
していきましょうか。

先ず今日の1枚は、国鉄(現・JR)
のホーム付近のカットです。
当時、103系(黄色/カナリア色)電車と
103系(黄緑色/ウグイス色)電車が、
両方走っていた風景が思い出されます。

2015年12月6日日曜日

「サンダーバード」讚!〜SOS原子力旅客機〜

あらためまして・・・皆さんこんにちは!  


これから、この新ブログから、
私が大好きな<サンダーバード>の
マイ・フェイバリット・ストーリー
の紹介をアップすることにしました。 




この「SOS原子力旅客機」は、
シリーズの放送第1回を飾ったものです。

マッハ6での飛行が可能とされる原子力旅客機=
“ファイヤーフラッシュ"が、初回のゲスト・メカとして
颯爽と登場しますが、絶命の危機に陥ります。
そこで遂に登場するのが、国際救助隊という設定です。

原子力が未来への希望の象徴的存在だった
1960年台中盤当時の時代の空気も伝わってきます。
今、大震災とそれに伴う原発事故で揺れに揺れている
日本や世界の世論とは、正に隔世の感があります。

次男=ジョンが常駐する宇宙ステーション=サンダーバード5号が、 
SOS通信を傍受して、救助活動・緊急体制に入ります。
まず、長男=スコットが操縦する偵察ロケット=
サンダーバード1号が現場に急行して、現場での司令塔になります。 

続いて、車輪を出すと爆弾が爆発してしまうという絶望的な状況に対応して、
スーパーエレベーターカーという装備を搭載した
大型輸送機=サンダーバード2号で3男=バージルが駆けつけます。 

そして、見事に3台の高速エレベーターカーで、
ファイヤーフラッシュを受け止めて、
犯人の野望を打ち砕いて、危機を食い止めるのです。

あの有名なオープニング・タイトル
(バリー・グレイの音楽が冴に冴えています!)
に続く初回の冒頭シーンは、
国際救助隊の最先端技術の入手をもくろみ、
毎回のように登場して小さな騒動を起す敵役=フッドの
怪しげなアジトのシーンから始ります。 

何やら妖術まで操る不気味なキャラクターです。
その他、この物語に登場する人物設定をさりげなく紹介すべく、
様々なシーンで、登場人物に関する話題が巧妙に語られます。

例えば、トレーシー一家の父=ジェフは、
人類として初めて月に降り立ったアメリカ軍人で、
退役後の事業の成功で巨万の富を得て、
その私財を投じて秘密裏に国際救助隊を創設したというような設定です。

アポロ計画でアームストロング船長等が人類で初めて
月面に降り立ったのは1969年ですから、
このシリーズの制作者は、当時の米ソの宇宙開発競争の将来を
読んでいたということにもなります。

とにかく、大ネタ小ネタ満載で、息をつく暇もなく、
画面とストーリーに引き込まれていきます。
そして、ふと我に返るのですが、
これは実写の人形劇なのだという事に、
あらためて驚愕するのです。
物づくりの素晴らしさ、人間万歳です!


さて、右下のロケットがサンダーバード1号です。
(フランク・ロイド・ライト設計の別荘のような)
南洋の小島に在るトレーシー邸のプールがスライドして、
毎回劇的な発進シーンが繰り広げられます。 
  

     



  

「サンダーバード」讚!〜物づくりの素晴らしさ〜

"物づくり" の大切さについて、少々考えてみたいと思います。

CG、FSX、3D等々、ヴァーチャル全盛とも言える最近の
ヴィジュアル・コンテンツの世界的な動向ですが、
果たしてその方向性だけが、人類の文化を人類の心の幸福に
向かわせてくれるものなのでしょうか。

また、為替相場、株式相場、金融等の取引による
莫大な損益に一喜一憂する世の中が、
本当の豊かさをもたらしてくれるものなのか・・・

例えば、新幹線の最新型N700系の先頭部の複雑な流線型の
ボディーの製作は、機械化が不可能とされてきました。
最近では漸くコンピュータ制御による成型が
可能になったようですが。
日本の町工場の職人による叩き出しの技術は、
世界に誇れる素晴らしい宝なのです。

例えば、山下工業所のホームページ等を見ていると・・・
http://homepage1.nifty.com/beatles/index_Sharyo.html
日本の物作りの素晴らしさに溜飲が下がる思いがします。

さて、私がピカピカの小学1年生になったばかりの春、
1966年(昭和41年)4月10日(日)18時から、
NHK総合テレビで「サンダーバード」の放送が始りました。
登場人物のキャラクター、メカの先進性、
実写ならではの映像のリアリティ、特に火や煙や埃の多用、
ストーリー、耳と心に焼き付く音楽、
そして、大人も子供も夢中にさせる雰囲気・・・
その印象は鮮烈でした。

この「サンダーバード」は、実写は実写でも、
何と人形劇なのです。
スーパーマリオネーションと呼ぶのでしょうか、
ほとんど見えない糸で吊るされた精巧な人形が、
主人公=国際救助隊(International Rescue)や
登場人物を演じ、数々のメカを操縦して、
遭難者や要救護者を、絶体絶命から救出するのです。

手作りの実写だからこその味わいは、
今見ても圧倒的な存在感と感動を、私たちにもたらします。
2004年には、俳優が演じる実写版が、CG映像も駆使して
制作・公開されましたが、どうにも中途半端で、
興行的にもさっぱりでした。
やはり「サンダーバード」は、
スーパーマリオネーションに限ります!

まだ「サンダーバード」を観たことが無い方、
是非、DVDでご覧ください。
私は、全作ボックス買いで持っております!

これから当分の間、毎週日曜日と週半ばのペース、
つまり週2回程の記事シリーズとして、
「サンダーバード」の人気放送回を回想しながら、
私の想い出を語っていきましょう。
併せて、物作りの心と音楽を生み出す心の共通性についても
お話していきたいと思います。
どうぞお楽しみに!

下は、主人公のトレイシー一家の写真です。 


  

前列左から・・・ 
ブレインズ(研究者)
ジェフ・トレイシー(父・隊長)
ジョン(次男・5号=宇宙ステーション勤務担当)
ミンミン(執事の娘、アランと恋仲?)
ゴードン(4男・4号等の各種装備の操縦担当)
後列左から・・・
ペネロープ(ロンドン・エージェント/ジェフの姪?)
スコット(長男・1号=偵察機操縦担当・救助活動の司令塔) 
バージル(3男・2号=装備輸送機操縦及び各種装備操縦担当)
アラン(5男・3号=宇宙ロケット操縦担当)  

国際救助隊の制服を着ると、このように恰好良いのです!